Background Check
転職先の offer を accept したあとで、転職先の会社が 3rd party の会社を使って background check をやるために質問に答えてくれという連絡がきた。その後 3rd party の会社から email と link が送られてきたので online で questionnaire を submit した。具体的には最近3つの employer、住んでた場所、学歴など。それ自体は別に大した話じゃなくて、入力した情報が正しいかどうか、犯罪歴がないかとかそういうのを調べるためで、正直に答えればまずひっかかることはないだろう。
Questionnaire の入力には一つだけ問題があって、学歴を入力するところが US の大学しか想定してないようで、州を選ばないと error で進めないし、pull down には US の50州だけしかなく、海外という option が無い。しょうがないので適当に CA を選んで日本の住所を書き、備考欄に注意を書いておいた。そうしたらその後、大学の certificate とか diploma を送って欲しいという連絡が来たので (日本の大学の情報を調べる簡単な方法がないからだろう) 手元にあった証明書の copy を scan して PDF にして送った。
それから1週間くらいして、どうも 3rd party の会社が、学歴情報が正しいかどうか大学に電話して確認しようとしたみたいなのだけど、大学の事務から本人以外には情報を開示できないと断られたとかで、今度はその 3rd party の会社が俺から直接証明を取って送ってもらえるようにしてくれと依頼が来た。
まぁそこまではいい。しかしこういう pattern は非常に嫌な予感がするが、大学の事務に電話してみた。記録課の担当者と話をすると、証明書等の申請書は大学の web site から download できるので MS-Word 形式の file に直接入力して email で送ってくれればいい。ただし、証明書は digital の形式では出さない (email で送ったりはしない、予想通り)。なので、郵送先(この場合 3rd party の background check 会社の住所) を email に書いて Word file と一緒に送ってほしいと。郵送のための料金については、料金分の国際返信切手券 (International Reply Coupon、この券を以前同じ目的で使った記憶があるが、世の中の他のどこで利用されているのか皆目見当がつかない) を大学の記録課まで郵送するか、誰か知り合いか家族に頼んで直接記録課窓口まで持ってくるか(予想通り、超ムカつく)のいずれか。支払いの方法に credit card とか無いのか? と聞くと、無い(予想通り) と言うので、(無駄なのはわかっていたけど) 今後のためにも絶対 credit card で支払いできるようにした方がいいですよ、と説教してやった。
まぁ仕方がない、かなり予想していたけど今ここでいくら文句言っても即座に状況は改善しないだろう。日本にいる友達に頼んで、とりあえず大学まで国際返信切手券を持ってってもらう手はずは用意した。その友達から「現金払いはだめなのか? 現金払いがOK ならば郵便局に行く 1 step 減らせるので手間が少し減る」 と言われ、確かにそうだと思い、あらためて記録課に電話してみた。すると現金はダメ (予想してた) でも、国際返信切手券じゃなくて同額の切手そのものでも良いと。ようするに、証明書を郵送する封筒に貼る切手があれば良いということだ。
やれやれだ。
なぜ日本の国立大学は 21世紀にもなって online で card で払って終わりみたいな簡単な合理化できないのか? 国立大学という性質上大学そのものが簡単に現場の判断で利益を計上することができないとか? (授業料以外の収入は国立大学法人法に反するのだろうか?) もしくは credit card 払いにすると card 手数料という名の利益を特定の営利法人に与えることになりこれまた国立大学法人法に反するのだろうか? いずれにしても現状、特定の誰かは得もしないが、大学が事務を合理化して利用者の負担を減らすという努力を怠っているので、利用者は明らかに損をしている。ということは大学は相対的に利益を得ているということだ。全く納得いかない。
とにかくなんでもいいが、電気通信大学がこの体たらくでどうすんだ本当に。まさか履修申告もまだ紙でやってんじゃねーだろうなぁ。日本の passport 申請もかなりヒドイと思うが、こんな簡単なことが合理化できない日本の将来は本当に暗い。